2009年3月27日金曜日

ポリスイッチ

装置が短絡により壊れるのがイヤだったので設計者にポリスイッチを入れてくれと依頼した。

ポリスイッチとは、電流が流れることによって温度上昇を伴い抵抗値が急激にあがる素子で、
さらに温度が百数十度ぐらいまで上昇するとトリップ現象を引き起こし、交換不要のヒューズ代わりに使えるもの。

トリップ状態とは高温平衡点で安定した状態で、一度この状態になると、
電源を切って20秒ぐらい待たないと復旧しないらしい。

SMD020の乗った基板で試した所、1A流して100Ωぐらいになっていたが、
トリップすることはなかった。

データシートをみるとトリップ電流は0.4Aとなっているが
20℃静止空気中との条件があるので基板実装時のトリップ電流はもっと大きいと思うし、
それを計算するのは難しそうだ。
だがしかし、少なくとも保護をしてくれてはいるので、よしとしてもいいかもしれない・・・
ハードの設計者って、その辺りを判って設計していないだろうから
機会があれば、部品を変えてくれと今度依頼しておこう。

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